その発症と進行には遺伝的要因とストレスやたばこ(喫煙)などの環境的因子も密接に関係している
そのため、歯周病は、生活習慣病にひとつにも数えられるようになってきた
近年、高血圧症や糖尿病、高脂血症などの疾患を肥満との関係からメタボリックシンドロームと呼び、その診断基準が示されている
歯周病と糖尿病、あるいは肥満は密接に関連しており、メタッボリックシンドロームと歯周病の関わりが指摘されている
その関わり合いのメカニズムの中で、重要な働きをしているのが、『サイトカイン』である
サイトカインはリンパ球などが産生するタンパク質で、人の恒常性を維持する為に働いている
しかし、細菌感染などが過剰に産生されると、生体にマイナスに作用するようになる
肥満の原因として挙げられるのは運動不足もその大きな要因として考えられる
マウスを用いた実験で
歯周病原細菌内毒素によって誘導されるサイトカイン産生に及ぼす運動効果調べた実験がある
その結果は
運動することによって、歯周病原細菌内毒素によって引き起こされる腫瘍壊死因子α(TNF-α)の産生誘導を抑制する事が明らかになった
TNF-αは代表的な炎症性サイトカインで生体に色々な障害をもたらす
炎症、発熱、骨吸収、インスリン抵抗性、精神障害、エンドトキシンショック
歯周病原細菌は菌体成分として、内毒素をもっていて、これはマクロファージなどに作用して、TNF-α産生を強く誘導する
インターロイキン−6(IL-6)も炎症性サイトカインであるが、一方ではTNF-α産生を抑制する
実は運動すると筋肉細胞からインターロイキン−6が産生される。そしてTNF-α産生を抑制するものと思われる
よって運動は肥満を予防する事だけではなく、TNF-α産生を抑制することよって歯周病あるいは糖尿病に防御的に作用している
みなさんも、毎日とは言わず、暇を見つけて適度な運動をするようにしましょう
運動する事によってストレス解消にもなりますので
明日も歯周病とメタボリックシンドロームの続編を書きますのでお楽しみに
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